黒ビーと赤ビーの混血ビーです。
最初、水面直下で弱っているのかと思いましたが、
脱皮直前な雰囲気。
胸の部分に「白い逆三角形」が浮かび上がっています。【参照】⇒CRSの受精嚢
脱皮後の雌、特に交接を終えて精包を受け取った雌ほど顕著に確認できる印象ですが、
脱皮前の雌にも確認できるのは間違いないです。
産道の途中の部分である(ここで卵子と精子が混ざると思われる)ことは確かですが、
なぜ交接前でも白いのか不思議。謎の物体です。
【参照】⇒CRSの産卵〜連続写真
(白い三角形部分は、卵が黒い線となって流れてくる途中部分である事が分かります)
脱皮が始まりました。
ぎゅーんと上半身が抜けているところ。
脚が思いっきり揃っているのが面白い。
この時のエビの顔は、猫の耳を倒して掴んだ顔くらいに笑えます。
さらにのけぞった後にジャンプして尾を一瞬で引き抜くのが通常ですが、
あまりのけぞらずにジャンプしてしまうせっかちな個体も多いです。
せっかち過ぎると、脱皮の失敗を起こして死んでしまう場合もあるようです。
この個体もややせっかちな個体でした。
脱皮に掛かる時間は7秒前後。
みるみるうちに終わってしまいます。
2005・10・10 岩
【参照】⇒ロックシュリンプの脱皮
ロックシュリンプの脱皮は見応えあります。時間も数十秒かかります。
【参照】⇒CRSの脱皮
【参照】⇒エビの病気 脱皮不全