我が家に導入した親エビはCRS六匹。途中で黒BEEが一匹です。
CRSの内訳は、Aグレードと思しき個体が一匹。B〜Cグレードが五匹。
B〜Cグレードのうち二匹の雌は抱卵していまして、孵った稚エビ(B・C級)は5匹が成体になりました。
こんな組み合わせ以外には一匹も足していませんから、
「Sグレード」なんてものは出現しませんので、あまり締まりのある光景にはなりませんが。。。。
7匹が丸二年間で300倍〜400倍に殖えました。
ミナミに比べると、水質への適応範囲が狭い、孵化にやや時間が掛かる、
成熟まで時間が掛かるなどがあり、全体に二回りくらい弱い印象ですが、
好適な環境内なら、飼い方に大きな違いはありません。
この水槽は、稚エビのみ無給餌で育てていたもの。
初めての人口飼料の投入で大騒ぎです。
1cm程度のCRSはみんな綺麗。
黒い個体は白黒くっきりのニュービーの成体です。
今のところ、このニュービーと掛かったような個体は見つかっていません。
我が家に住まうクリスタルレッド達は、
餌をあげるようになると、色が落ちてしまう個体が多い。
この水槽、富士砂の底面濾過だけなので、どうも濾過がすぐ限界に達してしまうようです。
水質の悪さは体色にすぐ反映してしまいます。(最悪、飴色にまで落ちます)
色を落とすのは簡単ですが、落ちた色を元通りに戻すのはほぼ不可能。
濾過は過剰なくらいの方が、脚まで赤くなり、白落ちも遅いです。
しかし、親の違いなのか、紅白の落ち方には個体差があり、
同じ環境なのにあまり落ちないものも居ます。
無給餌で散り散りに水草をついばんでいる個体を見ているより、
餌に群がっている姿の方が楽しくて、ついつい給餌量が増えてしまいます。
やや赤白がくっきりな個体を一応別水槽に移して、
残りのCRS達にはたっぷり給餌。
他の種類のヌマエビに比べると気が荒い排他的なエビですが、
若いエビの食事風景は、ミナミやヌカとも似たようなものになります。
2005・02・19 岩