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CRSギャラリー11
クリスタルレッドの個性的な模様いろいろ


親エビ7+稚エビ5から始まったCRS。
グレードは低めな元親でしたが、それなりにキレイな個体も生まれました。
元親7匹はこちら


最もCRSらしい色彩。
たとえ将来低グレードになるであろう個体も、
若エビ時代は、こんな感じ。
1.5cmまでにしっかり色揚げが出来れば、
その後の下降は比較的ゆっくり。


あちこちに白が入った個体。
これでもう少し赤が濃ければ見応えあるのですが。


3cm近くにまで長生きした雌の大型個体。
この発色で、そこまで大きいと存在感も抜群。
CRSに限らずですが、エビは雌の死亡率の方が高い印象を受けます。
過剰交接や、抱卵後の体力消耗など、雄よりも負担になる部分が大きいからでしょう。
写真に撮っておかないと、次の月には居ない場合も。


白縞がやたらと多い個体。
まさにBee(ミツバチ)Shrimpといった感じ。


個人的には、これくらいの赤白バランスが好き。
体型も、らんちゅうチックでかわいい。


やや白が多めの個体。
頭の後ろにポツンと白い点があるものを、たまに見掛けます。
この点があると、模様の似た個体の識別にも重宝したりします。
CRSは白が残し難かった事から、真っ白エビの作出が目標になっているようです。
真っ白が出た後は・・・個人の好みの模様作りに落ちつくのかな?


ここまでムラ無く塗り込まれた個体も珍しい。
特に腹節の下側の“袴”部分は色が抜け易いのですが、
この個体はべっとりと赤が発色。これでは抱卵の確認は困難。


かなり大きくなっても、稚エビ時代の色彩パターンを残している個体。
このページに載っているCRSがほとんど雌であることからも分かると思いますが、
色が濃く、綺麗な個体は、ほとんどが雌です。
まだ熱帯魚屋さんでビーシュリンプしか売っていなかった時代も、
何となく茶色っぽい個体が♂、黒くて白い縞が入っているのが♀、
というのが私の見分け方でした。
雄は泳ぎ回る事が多い分、やや透明感がある方が目立ちにくいのでしょう。
“抱卵の舞”をしている時の雄は、掬い捨ててしまいたくなるほど、色が抜ける場合も。


基本的なビーシュリンプの成体そのままな白線の配列。
白が一番残り易い部分に残ったタイプで、
この状態での色の安定度は、かなり高い。
白が少ないので最初の選別でとりあえず落とすのですが、
「塗り残しさえ無ければ全て良し」という感じの規準なので、返り咲きです。


尾扇の付け根にも白が入った、うちの系統としては珍しく白が多い個体。
頭胸甲と腰(第三・第四腹節)には最も白が乗り難いらしく、
雑誌等で見る高グレードでも、ここがしつこく赤い。


黒Beeのグレードも上がって来ました。
黒も濃く、額角の上も白くなってます。


ようやく、抱卵体型になっても、
色の崩れが目立たない個体が出るように・・・。(約2年半かかりましたが(^^;)
選別していけば、大した親エビでなくともグレードは上がって行きます。
元々、その様にして向上して来たわけですから、当たり前と言えば当たり前ですが。
逆に言うと、選別しないと、どんな良い個体でも下がりそう。(2005・05・18)


尾扇にも透明部分がなく、赤がべったり。
生息地での生存になんらかの意味を持っていたであろう模様配列。
Bee shrimpという種本来の完成型を見るようで、なんとも味わい深い。(2005・05・18)

2005・03・12 


2005・03・15 黒Bee写真追加
2005・05・18 写真2枚追加


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