ヒラテテナガエビで間違いないであろうと思われる
テナガエビの幼エビです。
ようやく水草や物陰から出て来るようになって来ました。
それでもまだ2cm程度の大きさです。
胸の横に「m」の模様がありません。
眼も非常に大きいです。
腰の上の部分に、薄い色の太い帯が見えます。
その帯の前側には白い帯も並んでいます。
これはヒラテテナガエビに見られる特徴です。
m模様が無いことと腰の帯、眼の大きさあたりを見れば
2cm程度の個体でも見分けは付きそうです。
茶色い絨毯のような物は、同居しているシナヌマエビmixの糞です。
一匹だけ同居中です。
こんな大きさのヒラテテナガエビは、「腐食連鎖」といったサイクルの中に
じゅうぶんに入れてしまう様で、
体に比してあまりに大きいザリガニの餌はほとんど与えていませんが
無事に育っています。
同居のサカマキガイが削る水槽表面の生物膜なども、
一緒に含まれていると思います。
汚いウンチに見えますが、実は微生物が育って、
またエビ達の栄養として循環している様で、
常に食べ続けられて、
細切れのこんな状態で積まれています。
写真のヒラテテナガエビの腸管の太さからすれば、
これは彼の糞ではないでしょう。
オレンジ色ではないほうの小さなハサミを使って、
こんな中から食べられそうな部分を拾って食べている様です。
前から見た写真はこちら
2008/03/16 岩
2008/03/16 更新
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