ミナミヌマエビギャラリー4
貯精嚢・輸精管



ヌカエビ水槽に2匹のみ混ざっているミナミヌマエビの雄です。ヌカエビとは交接できないからか、
2匹とも精巣から貯精嚢・輸精管と思われる部分にまで精子が貯まっているのが見えるようになってきました。
背中に白くて細い鞍を巻いたような姿です。


雌の卵と同じく、精子も背中の内蔵の後ろあたりで作られ、交接出来ない限り、そのまま維持されるようです。
この白い筋が輸精管だとすると、精子の出口は第5胸脚の付け根付近に辿ることができます。


2匹の雄が並んだ状態。
雌の産卵口と適合する場所に、精子の出口があるのでしょう。

【参照】⇒エビの雌の卵が出てくる場所⇒【CRSの産卵
【参照】⇒ヌカエビのオスにも見られる

※ここで取り上げている“ミナミ”は、観賞魚店での購入もの(シナヌマエビ類のミックス)です。⇒【本当にミナミヌマエビ?


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