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ミナミテナガエビ(若い雄)
脱皮後数日間だけ、オレンジ色になった個体



ほぼ無照明の水槽に、見慣れない色をしたミナミテナガエビがくつろいでいました。
傍らには脱いで間もない脱皮殻がありました。
他のミナミテナガエビ達は、脱皮をしても、その前後で体色が変わる事はありませんでしたが、
この個体は、驚くほどの色の違いを見せてくれました。
何が原因なのかは解かりません。


長い腕がオレンジ色で、体は黄色です。
ミナミテナガエビを下から見ても、目玉があまり見えません。
やはり眼が立っていて、寄り目である事がわかります。


脱皮後二日間は、この色でした。
やがて、元の灰色っぽい体色に戻りました。
ミナミテナガエビもテナガエビやスジエビと同様に、
脱皮後に平衡胞に砂粒を入れたがる行動をします。(砂かぶり)
砂粒やゴミを第一胸脚でつまんでは目の前にある触角の上の凹みに撫で入れます。
参照⇒【テナガエビの砂かぶり


一番上の写真にも「m」模様は見えていますが、
体色が変わっている間も、模様自体はしっかりあります。

 

おすすめリンク

ミナミテナガエビ【KENKEN’S HP
http://www.geocities.co.jp/Outdoors/7766/kawaebi/ebisyurui/M.formosense.html
模様と形態、両方に詳しいサイトです。
淡水エビの場合、どちらが欠けても見分けを失敗しますから、必ず、両方見る様にするべきでしょう。

琉球淡水エビ
http://www.h2.dion.ne.jp/~karo/
本土産以外のテナガエビ科がたくさん。

番匠おさかな館の図鑑・エビ
http://rs-yayoi.com/osakanakan/zukan/shrimpcrub/shrimptop.htm
見分け方が、分かり易く表現されています。おすすめ!

 

2009/08/30


 


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