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ボルビディスの根っこを食べているミナミテナガエビの若い雄です。
右側の黄緑色の背景の上に、肝上棘が写っています。
左側にもありますが、体側と沿っていて見分けにくいです。
バラの棘と同じ、見事な機能美です。
自分側にはダメージがなく、相手にはぶっすり刺さる、そんな形です。
こんな大きさで、たったコレです。
ひげの陰のすぐ下です。
左下にあります。
雌の個体。
第二触角の上下に、触角上棘と肝上棘が見えます。
外敵からの捕食を未然に防ぐ効果があるものと思います。
参照⇒【テナガエビに肝上棘を探してみる】
横から見付けるのはやや難しいです。
参照⇒【テナガエビの肝上棘】
上から見れば比較的簡単です。
参照⇒【ヒラテテナガエビの肝上棘】
テナガエビ、ミナミテナガエビ、ヒラテテナガエビの本州テナガ3種は皆生えています。
参照⇒【スジエビの鰓前棘】
参照⇒【スジエビの鰓前棘(2)】
良く似た部分にあるので、肝上棘との混同に要注意です。
スジエビには肝上棘は無いですが、代わりにこれが生えていて、位置も似ています。
2009/09/02 岩
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