ヌカエビギャラリー4(抱卵)



マヨネーズを絞りきったように見事に卵巣から黄身(?)が消えました。この個体の生まれて初めての産卵でした。
オスがフェロモンに浮かされて泳ぎ回っていたにも係わらず、無精卵だったのか、後日脱卵。
初産の卵巣の色がその後の卵巣の色と明らかに違った明るい色だったことと関係があるのかもしれません。


中卵型というだけあって、卵の大きさはメス親の目玉くらいもあり、肉眼でも粒が良く見えます。
この個体も初出産でしたが、やはり脱卵。葉の上に落ちた卵は高栄養な為か、あっという間にカビだらけでした。
不思議な事に、これだけ栄養価の高いものなのに、意識的に口にする事はなく、ほぼ完全に置き去りです。


孵化間近の卵を抱えた雌です。背中にはすでに卵巣が良く発達していて、次の産卵の準備は整っています。
成熟した雌は脱卵直後を除き、常に卵を何処かしらに持っているという周期を繰り返すことになります。
二世代目のこの雌は非常に良く産み、良く育て(?)た為、たくさんの稚エビを得ることが出来ました。

 

 

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