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ロックシュリンプ
胸脚の再生(脱皮三度目・四度目・五度目・六度目2008/05/22追記


脱皮三度目

腕を自切してから三度目の脱皮を迎えました。
前回の脱皮から56日目での脱皮です。(自切からは156日目)
長さ的には左右が大分揃ってきました。ピンク色だった弱々しい印象もありません。
左に転がっているのが腕の抜け殻。
(上側が自切していない腕のもの。その下のが再生した腕の抜け殻です)
画面には写っていませんが大きな棘もさらに大きくなりました。
ここまで大きく再生できたなら、一応一安心という所です。
あとは徐々に太さが加わって行くものと思います。
今回の脱皮までの期間は、ちょうど夏の高温期で、食欲は旺盛でしたが、
それがそのまま腕の再生に反映されるという事はなかったようで、
一気に太くはならず、ごくごく自然な変化でした。

参照リンク

ザリガニの再生実験
http://pichipiyo.web.fc2.com/jikken.html

2007/09/18


脱皮四度目2007/11/30追記

前回の脱皮から66日目。自切事故から222日目です。


腕はさらに太くなっています。


こんな角度からなら、特に違和感ありません。
まだ若干細めではありますが、
とりあえず、これで再生は完了と思って良いかもしれません。

脱皮三度目の画像でも、床が非常に汚いですが、
脱皮前後の二、三日は、この本人が床掃除をサボるので、
掃き清められない事が原因です。
(雌は小さいので、全体をきれいには出来ません)
脱皮の翌々日あたりから、再び、掃き掃除が始まります。

脱皮殻を好んで食べることはありません。
取り出す事もありますが、
転がしておいても、いずれ崩れて分解されてしまいます。


横から見ても、もう充分に太いです。普通にロックシュリンプの雄の脚という印象です。
この雄は購入後三年と八ヶ月程度です。
特に意識して長生きさせようといった特別待遇を受けているわけでもないのですが、
丈夫な生き物なので、少々の怠慢程度では全く影響されないで居てくれます。
餌の減りが悪いなと思った時後の対処でも間に合ってくれます。

ロックシュリンプの飼育の留意点は、
「水槽内の栄養源を、彼らが必要な濃厚さで、いかに消化管に取り入れてもらうか」
ただそれだけでよいと思います。(濾過システムとの兼ね合いも含め)
不器用さに配慮した形で、普通にエビとして、あるいはヌマエビとして飼えば
36cm水槽でも長期間飼える、丈夫で飼い易い生き物です。
(むしろ世話や管理はアメリカザリガニよりも楽です)
個体単体の丈夫さや長命さで云えば、ヤマトヌマエビと並ぶ程度で、
ヌマエビ類の中でも最上クラスの位置にあるタフな種類と思います。
特に雄はタフな印象です。
脱走での低温乾燥事故などでも、
その強さを充分に見せつけてくれました。
深く印象に残る個体です。

 

2007/11/30


脱皮五度目


スポンジフィルターの出水口の下で、例のポーズをしている雄ロック。
脱皮五回目を迎えました。(前回の脱皮から67日目)
あまり恒例になってしまうと、死なせた時に問題があるので
そろそろおしまいにしたい、このコーナーです(^^;。
特に真剣に向き合わずとも、丈夫で、餌の食べ具合で不調の判断もし易い生き物ですから
ここまで生きて来てはいますが、
同居のオスが闘争で敗北して脱走死、大型のメスが真夏に餌のあげ過ぎ・水質悪化で死亡。
昨年は、三年と十一ヶ月目のメスが原因不明の死亡と、それなりに死なせてはいます。
飼育五年目に入ったメスと、もうすぐ丸四年のこのオスですが、
そろそろ飼育検証用の36cm水槽に詰め込んでおくのはやめて、
60cm水槽にでも放そうかとも思っています。(当然ベアタンクです。底が白いのが難点)

さて、腕の状況ですが、やはりまだ右側が小さめです。
ここからは太さを増さねばならないので、
劇的な変化は望めないのも当然かもしれません。

今回の脱皮前もそうですが、
脱皮前の数日間の餌食いの悪さ、そして挙動不審な行動、
体色の悪化は、毎度毎度、本当の体調不良なのではないかと心配させられます。
しかし、触角の動きだけは鋭敏です。
こちらの影に向かってさかんに振り立ててきます。
「これだけブンブン振り回してくれば安心」と判断できます。

2008/01/26


脱皮六度目

脱皮六回目を迎えたと共に、自切から一周年。
ほぼ二ヶ月置きに脱皮を六回ですから、2×6で、
ちょうど一年になります。
そして飼育開始からも、ちょうど四周年になりました。

腕の太さは先の部分が細い程度。
一見しただけでは、どちらだったか忘れてしまうほどです。
(上の他の写真を見て、ああ右腕だ、と確認するほど)
長い間、底が黒いベアタンクでの生活でしたが、
底が白い60cm水槽で余生を過ごさせようと引越し。
しかし、底が白いと「底面である」という認識に欠けてしまうようで、
なかなか底に降りず、降りても拾い食いを全くしない状態になってしまいました。
隅に落とした餌の匂いに誘われて出て来る事もありません。
ミゾレヌマエビやレッドチェリーに餌をことごとく取られてしまい、
結局、また36cm暮らしに逆戻り。
今までの消耗を取り戻すかのように底面掃除に勤しんでいる彼です。
雌は比較的柔軟なのですが、
雄は黒い床・流れ無し・薄暗いが揃わないと、
確実な給餌に結びつかない頑なな部分を感じます。
60cmでの上下ともギラギラな世界はかなり御気に召さなかったようです。
的確な給餌に導く幅が狭いのが改めて分かりました。

2008/05/22


脱皮十一度目


脱皮11度目。幾分、左側の脚が細いかもしれないくらい。
無事に飼育開始から丸5年を経過し、
現在、6年目を更新中です。
ソイルは遊びで敷いているだけで、角の餌場部分に居座り、きちんと食べられています。
飼育6年目ですが、脱皮周期、食欲共に、老いを全く感じません。
二ヶ月毎の脱皮周期をきっちり守り、その後の猛烈な食欲。
生活になんら変化なしです。
やや小さめの個体から育てた場合は、相当に長生きする生き物だと覚悟しておいた方が良いです。
純粋にロックシュリンプが好きな人には嬉しい性質ですが、
マスコットとして買ったのに、殺すに忍びなく仕方なく飼う羽目になる場合は困るでしょうね。
ベアタンクで大食いで混泳に向いていないし、しかも長生きですから(^^;

2009/05/11


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