ロックシュリンプといえば、この行動。宙を掴むように“おいでおいで”をして、なにやら集めて口に持っていきます。
水流が強いと、“おいでおいで”もせず、手を流れに向けて開いたままの極めて受動的な省エネ採餌法をします。
口に持っていく脚の順番が決まっていて、それが個体ごとに違っているのがまた面白い。
水流を殺すと、容易に底面から餌を拾う食事方法になります。この方法で充実した食生活を送らせます。
手を底面に向け、まるで竹のクマデで落ち葉かきでもするような行動をし、つまんだ物を次々と口に運びます。
底床があると、この食事方法の大きな障害となってしまうので、取り除いた方が賢明。
新規水槽や小型水槽では“おいでおいで”はパフォーマンスと割り切った方が良いでしょう。
ヌカエビと一緒に御食事。ピンク色の粒が餌。黒いのは取り残しのソイル。薄茶色のはロックシュリンプの糞。
ロックシュリンプは“本当に食べているのかどうか良く分からない生き物”なので、
糞の量は重要な判断材料です。底面にソイルを撒いたかの様に糞があれば、まず安心。
【前へ】【次へ】
【えびギャラリー目次に戻る】
【総合目次に戻る】