ロックシュリンプ・ギャラリー〜05
ガーディング(?)



脱皮して間がない雌を守る(この行動が“ガーディング”でいいのかは不明)雄のロックシュリンプ。
他の雄が近付くと追い払います。魚への注意も怠りません。
雄のみに発達している太い第三胸脚の意味はこの行動にあるようです。
(おなじく長い手で脱皮した雌を守るテナガエビ類と似ています)
まだ柔らかい雌を献身的に守っているように見えますが、多分に利己的な意味を含んでいます。
しかし雌もまた雄の防衛を甘んじて受け入れ、危険な時間の身の安全に利用しているともとれます。


ロックシュリンプには、俗に云う“抱卵の舞”は見られませんでした。“抱卵の歩”程度です。
CRS、ミナミヌマエビなどのカワリヌマエビ属の小型ヌマエビ類が、
共食いにまで発展する強引な交接に至るのに対し、雄と雌の間にルールというか対話が存在する様です。
(もっとも、仲間をツマツマできる手ではないですが)


2004/06/14 

【関連】⇒ロックシュリンプのガーディング〜雄の腕が太くて長い理由〜


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