ロックシュリンプ・ギャラリー〜06
抱卵



模様が濃いエビなので、なかなか抱卵の確認はむずかしいですが、
腹節の下側の影が濃くなるのでそれと分かります。


粒の大きさが判らないくらいの細かい卵です。見事過ぎるほどの小卵多産型です。
スポンジフィルターの目と比べると、その粒の小ささが分かると思います。
ほとんど煙のようにしか見えません。(2004/06/14)


餌が充足していると、毎月一回脱皮し、同時に毎月一回産卵します。
これはどのヌマエビ類とも共通しているようです。
逆に、いくら餌を充足させても、産卵周期は早くならないようです。
卵の発生にかかる時間の短縮には限度があるからか、
連日水温29度になると食欲は大幅に増えましたが、周期に大きな変化は見られませんでした。
ゾエアが海に降る小卵型は干満の影響を受け易いからか、
ロックシュリンプの産卵周期と月齢の一致はかなり強い感じがします。(2004/summer)


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