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テナガエビ・ギャラリー01
スジエビにそっくりな仔エビ



テナガエビの子供と思われるエビ。ミナミテナガエビという良く似た種類がいるようですが、
イメージ検索等だと、ミナミテナガにはもっと明確な「m」模様があり、「m」がやや赤っぽい印象なので、
この個体は、とりあえずテナガエビとしておきます。
少し大きめの溜め池ならば容易に陸封されるようで、そんな場所では1cm程度の個体もよく見られます。
陸封されるのもテナガエビ側の特徴らしい。
「kenken’s Home Page」http://www.geocities.co.jp/Outdoors/7766/
ミナミテナガエビhttp://www.geocities.co.jp/Outdoors/7766/kawaebi/ebisyurui/M.formosense.html
テナガエビhttp://www.geocities.co.jp/Outdoors/7766/kawaebi/ebisyurui/M.nipponense.html

「神奈川県水産総合研究所 内水面試験場」
http://www.agri.pref.kanagawa.jp/suisoken/naisui/fishfile/minamite.htm
ミナミテナガとテナガの胸脚の毛の生え方の違いが詳しく紹介されています。


このくらいの大きさだとほとんどスジエビに見えますが、頭胸甲の側面の「m」模様がよく分かります。
これ以外に目立つ模様がないので、黒筋だらけのスジエビとの見分けは比較的容易。
攻撃性も高く、スジエビは相手になりません。
常に突付き合いをし、仲間とそばに並ぶような事もありません。


腰の部分に全くスジがありません。
スジエビがやや愛嬌のある離れ目なのに対し、くりくりとした精悍な大きな目をしています。
内蔵とかぶって見にくいですが、この個体は「m」模様の前の部分がやや細くて薄い。
実はミナミテナガは「m」で、テナガエビは「T」を崩したイニシャルを付けてるのかも(^^;。

 

テナガエビとミナミテナガエビの見分けに役立つリンク集

テナガエビの詳しい説明
http://www.geocities.co.jp/Outdoors/7766/kawaebi/ebisyurui/M.nipponense.html

ミナミテナガエビの詳しい説明
http://www.geocities.co.jp/Outdoors/7766/kawaebi/ebisyurui/M.formosense.html

http://www.agri.pref.kanagawa.jp/suisoken/naisui/fishfile/minamite.htm
比較する箇所が“第一きょうきゃく”“第1きょうきゃく”になっていますが、
恐らく“第二胸脚”の間違いと思います。

島根レッドデータブック
http://www1.pref.shimane.lg.jp/contents/rdb/rdb2/cnt/cnt186a.html
3つの見分け方が載っています。
一瞬悩みますが、ハサミに剛毛が密生している方がテナガエビ。

http://shimantogakusya.blog4.fc2.com/blog-entry-396.html
長いハサミ脚の質感での見分け方。
ハサミ脚の位置に不安がありますが、
「第二胸脚で見る」という事で間違いなさそう。

 

個人的にはこんな観点が見分けに便利そう。

●両種とも、胸の横に「m」の文字に見える模様がありますが、
これが太くハッキリしている(mの文字のまわりが白く抜けていて、よりクッキリ)⇒ミナミテナガエビ
mの模様が細くて不鮮明なのが⇒テナガエビ。

●長い手のハサミの部分がつるつるなのが⇒ミナミテナガエビ。
ハサミの間などにも毛が密生しているのが⇒テナガエビ。
密生している写真⇒【参照

※もっと突っ込んで、テナガエビの見分け方を作ってみました。
テナガエビ・ミナミテナガエビ・ヒラテテナガエビ、
そしてスジエビの見分けが分かり易くなるのではないかと思います。
専門的で正確な見分けが必要でない限りは、
こんな感じで見分けるのが楽です。

テナガエビの見分け方

 


2007/03/12 リンク集追加


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