前回、別の方向を向いてくつろいでいたヒラテテナガエビ。
今回は、こんな方向を向いています。
巣の中心として、底が見えるまで掘られていた穴は見事に埋まっています。
以前よりも盛られているくらいです。
彼の頭の上にある根っこは、全て抜けた水草のものです。
土は戻しますが、水草を植えてはくれません。
埋め戻しているかのようですが、実はこの右側の角を思いっきり掘り下げている為、
こちらに土砂が積もっただけというのが正解です。
毎日のように地形が変わりますから、
これもその経過の一コマでしかありません。
撮影当日は、このような状態でしたが、
翌日にはまたここを掘っていました。
餌が足りな過ぎるという事はないと思うので、習性と思うしかなさそうです。
開けた瀬で暮らすといわれる彼らにとっては、これは日常作業なのでしょうね。
餌探し、隠れ家作りなどに必要な行動。
逆に言えば、この行動を持っているから、瀬で暮らせるという事なのでしょう。
◆参照リンク◆
ヒラテテナガエビ
http://www.geocities.co.jp/Outdoors/7766/kawaebi/ebisyurui/M.japonicum.html【kenken's HP】
番匠おさかな館の図鑑・エビ
http://rs-yayoi.com/osakanakan/zukan/shrimpcrub/shrimptop.htm
2009/09/13 岩
【総合目次へ戻る】