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広義の“ミナミヌマエビ”の模様の特徴
レッドチェリーシュリンプの模様の特徴 その二
老齢個体



基本となる模様の形状をとどめたまま赤が濃くなっている個体。
広義の“ミナミヌマエビ”にも共通の模様です。


広義の“ミナミヌマエビ”(中国大陸産のシナヌマエビ、コウライヌマエビなど各亜種)
に共通する模様配置。


赤い色素に浸食されて、だいぶ白点や色抜け部分が埋まっています。
しかし、こうなっても耳型の部分は変化なしです。
頭胸甲後端の上側の水平な抜けも太く健在。
その下側も健在です。
耳型の下のセットの白色部分は、相当に埋まっています。


ここまで埋まっても、耳型と後端の水平な線は生きています。
色の濃くなった“ミナミ”の仲間も、こんな感じで最後まで模様が残ります。


背中の白化が著しい個体。
白点が領有していた空白部分に赤い色素が侵入しているのが分かります。
特に後端部分の赤の侵入がよく見えます。
※関係ないですが、歩脚に外肢がないのが分かります。⇒【ヌカエビの外肢


随分と模様は埋まっていますが、
模様の配置自体は、基本に忠実。
各セットが分かります。
耳のような「色抜け部分」。
その後方、頭胸甲後端にある水平な色抜け部分。
この二箇所は、最後まで埋まらずに残っている場合が多いので、
黒化した“ミナミ”でも虫眼鏡程度があれば分かると思います。
(大型個体なら肉眼でも見えます)
この背中の白い色素は、高輝度の白点とはまた違った印象がします。
こちらの白は、逆に赤を浸食しています。
耳型の抜けに迫っています。

 

2008/04/03 


“市販ミナミヌマエビ”の老齢個体の模様へ続く

 


 


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