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レッドチェリーシュリンプ
頭部の拡大



レッドチェリーシュリンプの雌の頭部の拡大。
前側角部に棘が有りませんでした(喉の辺りの出っ張った部分)。
額角は第一触角の柄部先端(鼻先の二本のツノのような部分)に達するには遠い印象。
【参照】前側角部の棘市販ミナミヌマエビとレッドチェリーの頭部の比較
他に気がつく不思議な部分は、雌の第一触角の先端付近に多い「フサフサ」。
アクア用品の掃除セットに入っている長いブラシのような印象。
餌の匂いを嗅ぐのに大きな役割を果たすのかもしれません。
(苔むした水槽に居るので、単に苔が生えただけだったら笑い話)


♂の第一触角には、♀に見られるようなフサフサな毛は有りませんでした。
スベスベな、ただの一本のヒゲでした。
エビと似たように、フェロモンで雌を探す蛾の場合は、
♂に櫛状に良く発達した触角が備わっていますが、
このレッドチェリーシュリンプでは逆でした。
水中では水の抵抗が大きくて発達しにくかったのかもしれません。
しかし、長さは長く、体長に対する比率ではトップクラス。
レッドチェリーはオスもメスも触角の発達がかなり良いエビになるのかも。

2006/01/14



レッドチェリーシュリンプにも顔形に個体差があります。
この個体は、額角も真っ直ぐで比較的長いです。
頭胸甲の後端が随分と盛り上がっています。
そして第二触角鱗片に赤い色が乗っていません。
前側角部もかなり角張った印象。


前側角部棘と言えるかどうか微妙なくらいな角部です。
我が家の「シナヌマエビ類のミックス」との交雑では
明確に棘が生えました。
参照⇒【レッドチェリーと市販ミナミとの交雑F2

2007/05/06


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