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エビ飼育に(やや)有効な混泳魚2

●スカーレットジェム(ロックシュリンプ水槽にのみ使用中)

小型である・人口飼料に興味が薄い・ホバーリング型の捕食者である、等々、
プラナリアや害虫退治には打って付けの魚種だとは思っていましたが、
活発で気が強い印象を受けたので、投入を見合わせていました。
ロックシュリンプへの害はあまり考える必要はないので(ゾエアは別問題)、
2cm程度の個体を使ってみたところ、
小プラナリアへの食いつきがたいへん宜しいです。
その働きぶりはピグミーやクローキング・グラミーと大きな差はなさそう。

小プラ三匹連続吸引中

底にいる事の多い魚ですから、居場所の重なる小プラには強敵になります。
泳いでは止まり、泳いでは止まりを繰り返して、絶えずパトロールをしてくれています。
2cmほどのミゾレヌマエビも入っていますが、今の所トラブルは無し。
繁殖も狙えそうですが、雌と思って買った個体が綺麗な雄になってしまう事が多いらしい。
色の良い雄を買いたくなりますが、雌っぽい無色の地味な個体を積極的に選んだ方が、
うまく雌雄が揃うのかも。ちょっとでも色の出ている個体は雄になるらしい。
(でも抱卵してそうなオナカなのに、少し色の出た個体も売っている・・・)

よーく狙って、スポッ!

ただ、稚エビ・仔エビに対しては危険な魚種になることは間違いないと思います。
水温を合わせる為にビニール袋をエビ混泳水槽に浮かせておいたところ、
袋の中から稚エビを発見したジェム君は、稚エビに照準を合わせたまま、
近付けないよ〜とビニールに鼻をこすりながら泳ぎ続けていました。
やる気満々です(^^;。
大卵型の繁殖目的の水槽には入れられません。

これだけ小プラが居ると、生き餌要らずで丸々と太っています

※ここにあげた魚種は、現在のところ、大人のエビに対して大きなダメージを与える事はなかった魚種です。
私見のみなので、魚の個体差、繁殖行動などで、エビに害が出る場合もあるかもしれません。
効果に関しても、同様の効果が出る保証はありません。参考程度にお考え下さい。


2005/05/18 

【参照】エビ飼育に(やや)有効な混泳魚1

【参照】
エビを食べていた魚(目撃談)




 



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