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元亜種のヌカエビよりも、外国種とそっくりなヌマエビ


販売名“ミゾレヌマエビ”で、アクアリストに親しまれているヌマエビParatya compressa。
ヌカエビParatya improvisaとは別種になりましたが、
その元相棒ヌカエビよりも、海外産のヌマエビ属にそっくりのエビが居ました。
外肢が生えているので、ヒメヌマエビ属のミゾレヌマエビではないのは当然ですが、
こうして、海外のParatyaを見てもそっくりですから、益々CaridinaではなくParatyaです。
そして、ヌカエビとも遠い感じがします。

●Paratya australiensis
http://www.mdfrc.org.au/bugguide/display.asp?type=6&class=18&subclass=33&Order=38&family=174&genus=445&couplet=0
標本写真には外肢が写っています。
抱卵個体の模様はヌマエビそのものと言っても良いくらい似ています。
日本在来種のヌマエビにも、このようなUFO模様が細い個体は居ますから、
見た目での区別は難しそう。交配もしてしまいそうな感じです。
ヌカエビとは模様が似ていません。⇒【ヌカエビの模様
当然、ミゾレヌマエビ(本物)とも程遠い。

http://aquablueseafoods.com.au/other-glass-shrimp.shtml
少々画像が小さすぎ。

http://australianmuseum.net.au/image/Freshwater-Shrimp-swimming-in-creek
オスのように思えます。模様の発見は難しい画像。

●Paratya curvirostris
http://www.nzfreshwater.org/shrimp.html
ニュージーランド産のよう。
頭胸甲の後端にV字があるよう。

もっと見たいところですが、画像を発見できず。

 

2010/09/23 


2010/09/23 更新


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