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本物ミゾレヌマエビ情報

※個人的にも本物ミゾレヌマエビの写真を撮りました。(追記2007・05・24)
合わせて御覧下さい。
ミゾレヌマエビの額角(横から見た様子)
ミゾレヌマエビの額角(上から見たようす)
その他のミゾレヌマエビの写真も⇒
【エビ・ギャラリー】

もっと詳しい模様の特徴はこちら⇒【ミゾレヌマエビの模様の特徴2007・11・06追記


本物のミゾレヌマエビ

鑑賞魚店の店頭や雑誌のエビ特集でも”ヌマエビ南部群”をミゾレヌマエビとしているため、
本物ミゾレヌマエビを見る機会は少ないのではないかと思います。
Web上の写真で見る本物ミゾレヌマエビの採集個体は、目立つ白点は感じず、額角がとても長く、
背中には明色のラインがクッキリというスタイル。
パッと見た感じでも、店頭で良く見かける“ミゾレヌマエビ”とは別種な印象。
雌雄差とするにも無理があるし、成熟した雌の最終形態と考えてもおかしい姿です。
ショップ系のミゾレに慣れた目からすると、ミゾレというより、ヒメヌマエビの親分。
店頭のミゾレヌマエビはヌマエビ南部群というヌマエビの一地域変異らしいのでヌマエビ属。
本物のミゾレヌマエビはヒメヌマエビ属に含まれるようす。
ヒメヌマエビの親分に見えるのも無理はないのかも。

南国なほど派手?

琉球列島産
http://www.h2.dion.ne.jp/~karo/new_page_18.htm
赤味が強く、額角が長い。

沖縄
http://w1.nirai.ne.jp/tamaki/seibutu.htm
体全体に赤い個体。
沖縄のヌマエビは案外地味な感じ。

九州産
http://www.geocities.co.jp/Outdoors/7766/kawaebi/ebisyurui/C.leucosticta.html(二枚とも卵巣有り)
ペットショップにある通称“ミゾレヌマエビ”は見た目の華奢な印象とは違い、
水槽内でもヤマトヌマエビに近いくらいに丈夫。
ここには本物を飼った印象が書かれていますが、丈夫というのには程遠い感じです。
流通しない理由の一つかも。

熊本産(抱卵♀・標本)
http://www3.ocn.ne.jp/~tangyo/zukan-gyokairui-ebi.html

福岡産?
http://www.mtt.sytes.net/yuki/osakanasan/nittan/nittan.htm
卵巣の大きな雌に前戯?をする雄。
これを見る限り、雌雄差は相当に大きく見える。

北九州産
http://www.gyobu.jp/org/mizorenumaebi.html
真横から見た大きめの写真

紀伊半島産
http://ebikaniyado.hp.infoseek.co.jp/kani/ebi04.html
額角が長い(♀)。
一番下の画像クリックで拡大画像(抱卵♀)が見れます。
雌個体を真横から見た大きめの写真

 

2005/07/21


おなじみの通称“ミゾレヌマエビ”の特徴

本物ミゾレヌマエビ情報

ミゾレヌマエビとヌカエビ・ヌマエビとの額角比較情報

ミゾレヌマエビとヌマエビの見分け方(模様の規則性から見た見分け)2006・02・26追加

 


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