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ヌカエビとシナヌマエビ類の外肢の有無

ヌカエビには外肢という小さな脚が、歩脚の根元に生えています。
一方、シナヌマエビの仲間には生えていません。
 
ヌカエビの脚の根元から分岐する外肢。

 
左側の外肢が無いほうがシナヌマエビ類。右の外肢が生えているエビがヌカエビ。
この2種類に限らず、外肢の有無を調べると、
本物ミゾレヌマエビと商品名ミゾレヌマエビを簡単に区別できたりもします。

 
左がシナヌマエビ類。
・外肢が無い
・模様がシナヌマエビ類共通の規則性である
・眼が太長く、斜め前を向いている
この3点が有効。
ヌカエビは、
・外肢が生えている
・ヌカエビの規則性の模様
・眼の付け根が細く電球型。真横に開いている
というのが有効。

 
眼の柄が太くて、やや短いシナヌマエビ類。眼の柄が細いヌカエビ。ヌカエビの眼の付け根には眼上棘も写っています。
この眼上棘もシナヌマエビ類には生えていません。
両種の模様の違いも良く分かります。
そして、シナヌマエビの脚には外肢が生えていません。
ヌカエビの脚には外肢が甲羅に沿って、上向きに長く伸びています。

 

参照⇒【ヌマエビとシナヌマエビ類の外肢の有無】、【ヌカエビの外肢1】、【ヌカエビの外肢2

参照⇒【ヌカエビの眼上棘1】、【ヌカエビの眼上棘2

参照⇒【シナヌマエビ類の模様

参照⇒【ヌカエビの模様

参照⇒シナヌマエビ類には眼上棘が生えていない

 

2010/09/09 


2010/09/09 更新


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